第3のビールや発泡酒の選び方
第3のビールや発泡酒を選ぶときには、以下の4つのポイントに注目しましょう。
- 原材料・副原料
- アルコール度数
- カロリー・糖質・プリン体
- 添加物
原材料・副原料
第3のビールや発泡酒の原材料や副原料は、商品によって異なります。原材料や副原料によって、味わいや香りが変わってきますので、自分の好みに合わせて選びましょう。
- ビールに近い味わいを求めるなら、麦芽比率の高い発泡酒がおすすめです。ビール特有のうまみ・苦味・香り・コクなどが再現されており、しっかりとしたビールらしい味わいを楽しめます。
- 麦芽を使用していない第3のビールでも、キレのある爽快な飲み口やすっきりとした味わい、後味を楽しめるものもあります。はじめて飲むなど、飲みやすいビールを求める人にぴったりです。
- ビールに近い味を低価格で再現するため、副原料に麦芽以外のものを使用している商品もあります。オレンジなどの果物やハーブなどを使用したものもあるため、ビールの苦味が苦手な人や個性的な味わいが好きな人は要チェックですよ。
アルコール度数
第3のビールや発泡酒のアルコール度数は、3~6%程度が一般的です。飲みごたえを重視したい人やビール好きな人は、アルコール度数が5%以上のものをおすすめします。反対にお酒に弱い人や飲み慣れていない人は、アルコール度数が4%以下のものをチョイスしましょう。お酒を控えたい健康志向の人にも、低アルコールのものがおすすめです。なかにはノンアルコールの発泡酒や第3のビールもあるので、気になる人はチェックしてください。
カロリー・糖質・プリン体
ダイエット中の人などは、低カロリーのものを選びましょう。発泡酒や第3のビールのカロリーは、100mLあたり45kcal前後です。低カロリーのものなら、25~30kcal前後が一般的です。カロリーを気にする人は、100mLあたり25kcalほどのものを選択するとよいでしょう。
また、糖質制限中の人は、糖質オフや糖質ゼロの商品も要チェックです。ビールはお酒のなかでも糖質が多めで、通常のビールの糖質量は100mLあたり3gほどです。一方で、糖質オフのものは2.5g以下、糖質ゼロのものは0.5g未満です。健康志向の人には、プリン体ゼロの商品もおすすめです。プリン体はうまみ成分ですが、取りすぎると痛風などを引き起こすこともあります。パッケージに「プリン体0」の表記があるか確認しましょう。
添加物
ビールの風味以外の雑味が気になる人は、添加物が少ないものをチョイスしましょう。なかには、ビールの味わいを再現するための人工甘味料や、風味づけ・着色に使用されるカラメル色素といった添加物が含まれている商品もあります。添加物をできるだけ避けたい場合は、購入の際に缶の成分表示を確認しましょう。添加物を使っていない発泡酒や第3のビールもあります。
第3のビールや発泡酒のおすすめ5選
それでは、第3のビールや発泡酒のおすすめ5選をご紹介します。それぞれの特徴や味わいを参考にして、自分に合った1本を見つけてください。
1. サントリー 金麦〈糖質75%オフ〉
- 第3のビール
- アルコール度数:5%
- カロリー:100mLあたり25kcal
- 糖質:100mLあたり0.5g
- プリン体:0
サントリーの人気商品「金麦」の糖質75%オフバージョンです。麦芽100%で醸造された本格的な味わいと、糖質の少なさが魅力です。ホップの苦味と麦の甘みがバランスよく、後味もすっきりしています。カロリーも低いので、ダイエット中の人にもおすすめです。
2. アサヒ ザ・リッチ
- 第3のビール
- アルコール度数:6%
- カロリー:100mLあたり45kcal
- 糖質:100mLあたり2.5g
- プリン体:0
アサヒの第3のビールの中でも最高級の味わいを目指した商品です。麦芽由来のコクと、ホップ由来の華やかな香りが特徴です。アルコール度数も6%と高めで、飲みごたえがあります。プリン体もゼロなので、健康にも配慮されています。
3. キリン のどごし<生>
- 発泡酒
- アルコール度数:5%
- カロリー:100mLあたり45kcal
- 糖質:100mLあたり2.7g
- プリン体:0
キリンの発泡酒の代表格です。麦芽比率が高く、ビールに近い味わいが楽しめます。のどごしもさっぱりとしており、飲みやすいです。プリン体もゼロなので、健康にも配慮されています。
4. サッポロ エーデルピルス
アルコール度数:5%
カロリー:42kcal
たんぱく質:0.4g
脂質:0g
炭水化物:2.6g
糖質:2.5g
食物繊維:0~0.2g
食塩相当量:0~0.02g
プリン体:約8.7mg
サッポロ ゴールドスターは、ヱビスビールのホップと黒ラベルの麦芽を一部使用しているため、香りは華やかで、味わいはコクと苦味のバランスが良いです。アルコール度数は5%で、飲みごたえがあります。麦の味わいがアップした「新・うまいどこまでも製法」では、麦芽の甘みとホップの苦みがより引き立ち、後味はすっきりとしています。
5. キリン 氷結ストロング
- 第3のビール
- アルコール度数:9%
- カロリー:100mLあたり66kcal
- 糖質:100mLあたり2.5g
- プリン体:0
キリンの第3のビールの中でも最もアルコール度数が高い商品です。氷結製法と呼ばれる特殊な製法で作られており、アルコール分が濃縮されています。そのため、強い刺激と深いコクがあります。糖質も少なく、カロリーも他の第3のビールに比べて高くありません。アルコールに強い人や、一気に酔いたい人におすすめです。
さいごに
以上、第3のビールや発泡酒の選び方と、おすすめの5選をご紹介しました。
第3のビールや発泡酒は、ビールよりも安くて美味しいお酒として人気がありますが、種類によって味わいや特徴が異なります。自分の好みや目的に合わせて、ぜひお試しください。